適性検査の比較 4つの種類と、主要ツールの公開料金で選ぶ

適性検査は、測るもの(能力か性格か)と、料金の払い方(1名ごとか定額か)で4つの種類に分かれます。種類が合っていないと、費用が高くついたり、知りたいことが分からなかったりします。まず種類を選び、次にツールを比べるのがおすすめです。
PR 採用えらびは、ご紹介する事業者からの紹介料で運営しています。比較の並び順や評価は、ご相談の条件への合い方を基準にしており、紹介料の額によって変えることはありません。
選び方の基準(確認している項目)
採用えらびは、次の項目を公開情報とベンダーへの確認で比べています。
- 測るもの(能力・性格・ストレス耐性)と、所要時間
- 受検の方式(Web・会場・テストセンター・紙)
- 料金の体系と公開の有無(1名ごと・年額・月額、初期費用)
- 信頼性・妥当性(同じ人が受けたら同じ結果が出るか、仕事ぶりと関係があるか)の公開データ
- 不正受検の対策(本人確認・監視・問題のランダム化)
- 結果レポートの面接での使いやすさ、トライアルの可否
- 個人情報の管理体制(プライバシーマーク等)
種類別の比較表
| 種類 | 1名あたりの目安 | 測るもの | 向いている会社 | 注意点 |
|---|---|---|---|---|
| 総合型(SPI3など) | 4,000〜6,000円 | 言語・計数などの能力と、性格 | 新卒で応募が多く、最初の選考で絞りたい | 1名単価が高め。応募者側の対策が進んでいる検査もある |
| 性格・ストレス耐性特化型(TALなど) | 2,000〜5,000円 | 性格の傾向、ストレスへの強さ | 中途・少人数。面接の補助に使いたい | 能力は測らないか、測る範囲が限られる |
| 低価格型(CUBICなど) | 1,000〜2,500円 | 性格・意欲・社会性など | 中小企業で、応募者全員に受けてもらいたい | レポートの詳しさ・Web対応はツールで差がある |
| 定額型(玉手箱・ミキワメなど) | 年額・月額の定額(1名の受検料が別にかかるものもある) | ツールによる | 年間の受検人数が多い(目安:年150名以上) | 受検が少ないと割高。契約期間を確認 |
※目安です。人数による割引、Webか会場か、レポートの詳しさで変わります。面接官の研修や結果の読み合わせは、多くの場合含まれません。
主要ツールの公開情報(確認日:2026-10-02)
| ツール | 提供会社 | 種類 | 測るもの・所要時間 | 受検の方式 | 公式に公開されている料金 |
|---|---|---|---|---|---|
| SPI3 | 株式会社リクルートマネジメントソリューションズ | 総合型 | 能力+性格(性格のみのSPI3-Pもあり) | テストセンター/WEBテスティング/インハウスCBT/ペーパーテスティング | 初期費用0円。1名あたり WEBテスティング・インハウスCBT 4,000円、ペーパーテスティング 5,000円、テストセンター 5,500円。性格のみ(SPI3-P)3,000〜4,000円。オプション報告書 1名500円(いずれも税抜) |
| 玉手箱 | 日本エス・エイチ・エル株式会社 | 定額型(年額。測るものは能力+性格) | 玉手箱Ⅲ:言語・計数・英語・パーソナリティ(合計約49分)/玉手箱Ⅰ:パーソナリティ(約11分) | Web | 玉手箱Ⅰ:年間使用権料120万円(受検人数の上限なし)。玉手箱Ⅲ:年間使用権料250万円+受検料1名600円、または年間使用権料120万円+受検料1名1,100円(いずれも税別) |
| CUBIC 採用適性検査 | 開発:株式会社エージーピー(販売は各代理店) | 低価格型 | 性格・意欲・社会性など。ストレス耐性版あり | 代理店により用紙・Web | 開発元の公式サイトに料金の記載なし。代理店ごとに異なる。例:e-人事株式会社 1名1,700円、ストレス耐性版2,200円(税別・初期費用なし) |
| TAL | 株式会社人総研 | 性格・ストレス耐性特化型 | 人間的基礎力の11項目(ストレス耐性・コンプライアンス傾向など)。約20分 | Web | 1名3,500円+初期設定費用10,000円(税別) |
| ミキワメAI 適性検査 | 株式会社リーディングマーク | 定額型(月額+受検料) | 性格(10分)+能力(20分) | Web | 月額44,000円〜+候補者の受検料1名550円(税込)。社員の受検は0円。初期費用は別途(金額は非公開) |
| ミイダス | ミイダス株式会社 | 定額型(採用サービスの定額料金に診断機能を含む) | コンピテンシー診断(特性診断)など | Web | 公式サイトに料金表の記載なし(要問い合わせ)。社員のコンピテンシー診断は2025年4月から人数の上限なく無料 |
※料金は各社の公式サイトで2026年10月2日に確認したものです。改定されることがあるため、契約前に各社で確かめてください。「要問い合わせ」は公式に公開されていない料金です。 ※ツール名は各社の商標です。掲載順は種類の順で、評価の順ではありません。
条件別のおすすめ
| 条件 | 合いやすい種類 | 理由 |
|---|---|---|
| 新卒で応募が多い。最初の選考で絞りたい | 総合型 | 能力と性格を一度に測れ、会場・テストセンターの方式も選べる |
| 中途で年10名以下 | 性格・ストレス耐性特化型、低価格型 | 1名ごとの料金で、使った分だけ払える |
| 面接の評価をそろえたい | 性格・ストレス耐性特化型、総合型 | 結果から面接の質問を作りやすいレポートがある |
| 早期離職を減らしたい | 性格・ストレス耐性特化型 | ストレスへの強さ・職場との相性を、配属や育て方に使える |
| 応募者全員に受けてもらいたい(費用を抑えたい) | 低価格型 | 1名1,000〜2,500円で、全員に実施しやすい |
| 年間の受検が多い(目安:150名以上) | 定額型 | 人数が増えても費用が大きく変わらない |
| 不正受検(替え玉・カンニング)が心配 | 総合型(会場・テストセンター・監視付きの方式) | 本人確認と監視のある方式を選べる |
よくある質問(比較ページ固有)
SPIと玉手箱の違いは?
どちらも能力と性格を測れる検査ですが、料金の払い方が違います。SPI3は1名ごとの料金の総合型で、受検の方式(テストセンター・Web・紙など)を選べます。玉手箱は年間の使用権料を払う定額型で、受検が多い会社に向きます。出題の形式も違い、応募者の対策の進み方も異なります。
料金が公開されていないツールは、どう比べればいい?
受検人数・方式・期間を伝えて見積りを取り、「年間の総額÷受検人数」で1名あたりに直して比べます。採用えらびでは、見積りの取り寄せを代わりに手配します。
安い検査は精度が低い?
料金だけでは決まりません。測る項目が少ない、レポートが簡単、などの違いがあります。信頼性・妥当性のデータが公開されているかを確かめましょう。
無料の診断で足りる?
社員の傾向を知る目的なら、無料の範囲で始められるものもあります。応募者の選考に使う場合は、不正受検の対策と、結果の使い方のガイドがあるかを確かめます。
自社製品も比較に入っている?
比較表は他社ツールだけです。自社製品をご案内する場合は「自社製品」と明示し、同じ基準で比べます。